「注意喚起です」
薄毛治療の医薬品としてはミノキシジル(ミノタブ)とフィナステリド(プロペシア)の二種類がありますが、どちらにも知っておくべき副作用があります。
まずミノキシジル(ミノタブ)の内服に関しては、日本皮膚科学会が「服用すべきでない」と注意喚起しています(一方でそれをスルーして処方する医師もいます)。
以下は浜松町第一クリニックからの引用です。
▼ミノタブの危険性の要点
・世界的に見てもAGA治療薬としてミノキシジル経口薬(ミノタブ)を承認している国は一つもない。
・アメリカでは降圧剤としてFDAに認可を得ているが、他の降圧剤でも効果が得られない場合だけという使用は限定的なもの。
・更にFDAは使用する場合は頻脈と心筋の作業負荷軽減のためβ遮断薬と併用。また重度の体液蓄積を防ぐため利尿剤と併用するよう警告。
・日本皮膚科学会においても危険性が十分検証されていないため服用はしないよう注意喚起している。
・厚労省未承認薬のため万が一重篤な副作用を生じたとしても医薬品副作用被害救済制度の救済対象にはならないため何かあっても全額自己負担。
【引用】
ミノキシジルタブレットの危険性【浜松町第一クリニック】
また、たとえばリアップなど「ミノキシジルが含有された発毛剤」にも同様に副作用が生じる恐れがあります。
重篤な副作用
「ロゲイン」の開発段階で3名、市販化された「リアップ」の使用中に3名(1999年末の時点)が薬品との因果関係は不明としながらも循環器疾患で死亡しており、後者に関しては2003年に長妻昭衆議院議員が質問主意書を提出し、同年9月に政府・厚生労働省からの答弁書で明らかになるまで販売元の大正製薬は公表しなかった。
さらに1999年の発売当初から2003年までに循環器系の副作用が500例寄せられている事も同答弁書で明らかにされた。
【引用】
ミノキシジル – Wikipedia
海外などでも死亡例が報告されており、危険性の観点から、正直ミノキシジルは安易にはおすすめできない医薬品です。
また、フィナステリド(プロペシア)にも副作用があります。
性機能障害(性欲減退、勃起不全、射精障害、陰茎収縮および感覚変化、陰嚢収縮および感覚変化等)、女性化乳房、肝機能障害などの副作用が報告されています。

フィナステリド(プロペシア)を使用してEDになった、乳房が肥大化したといった声は比較的聞きます。
また、肝臓に負担をかけるため、肝機能障害のある方や肝臓の数値が良くない方も使用は推奨されません。
女性や小児による使用も禁忌となっています。
ミノキシジル(ミノタブ)やフィナステリド(プロペシア)の場合、こういった副作用があるにも関わらず長期的に使用する必要があります。
また、AGAクリニックでミノキシジルやフィナステリドでの治療を受けるとなると毎月15,000円~2万円くらいの費用が相場です。
※個人輸入もやめておいたほうが良いです。副作用だけでなく粗悪品や偽造品のリスクも出てきます。長期服用する上でそれはリスキー過ぎます。
現在は副作用が少なく(ほぼ副作用がなく、万が一生じても痒みくらいで)、その上で育毛や発毛促進が期待できる成分も発見されています。
私が愛用しているチャップアップもそうですが、そういった成分が配合された優れた育毛剤も発売しています。チャップアップのウルトラ定期便ならサプリも付いて毎月9,090円です。
そのため、私は無理にミノキシジルやフィナステリドなどの医薬品(またはそれらが含有されたもの)を使用する必要はないとも考えています。
まずは長期的に使用しても安全で、かつ効果の高い育毛剤を3ヵ月~4ヵ月ほど使用してみましょう。
それで万が一全く効果を実感できないようなら、その際にミノキシジルやフィナステリドなどの医薬品も医師とよく相談した上で視野に入れてみるというやり方のほうが良いです。
私の場合、チャップアップで育毛や発毛促進、薄毛対策の効果を十分過ぎるほど実感できています。また、数年単位で長期的に使用しても副作用は出ていません。
以下の「副作用が少ないおすすめの男性用育毛剤を厳選紹介します!」という記事により詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください(↓)
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